ori-kitchenこんにちは!!
春は、焼き菓子をお世話になった方へ渡したり、いただいたりする機会が多い季節です。本日は、その理由について整理してみました。
寒い季節は、重みのある焼き菓子が心地よく感じられます。
バターのコクやアーモンドの深み・チョコレートの余韻など。
体も心も、
「満たされたい」時期だからこそ、この深さや濃さのある味がちょうどいい季節です。
春の始まりは「軽やかさ」
しかしながら、3月になると、空気が変わります。
重たいコートを脱ぎ、気持ちも前に動き出します。
この時期に、冬と同じ焼き菓子を出すと、重たく感じることがあります。
春先の焼き菓子に求められるのは、軽さと余白です。
甘さを少し控えつつ口どけをやさしく。
「もう一つ食べられるんじゃないか」
そんなバランスがこの季節のちょうどよさです。
「夏」に近づくほど、存在感は控えめに
そして、気温が上がると、味覚は自然と敏感になってきます。
強い甘さ・油感は、疲れやすく感じられることも多々あります。
だから夏に近づくほど、焼き菓子は
こりすぎず・主張しすぎない存在になります。
香りはあっても重くない。しっとりしていても軽い焼き菓子が求められます。
「冷たい飲み物と一緒に」という前提で設計された焼き菓子が、ちょうどよくなります。
季節で「同じ」=必ずしも正解じゃない
一年を通してまったく同じ配合で焼くこともできます。
でも、それがいつもベストとは限らないです。
気温、湿度、食べるシーン
これらが変われば、感じ方は変わってきます。
作り手は、その小さな変化を見ながら、少しずつ調整していくことがプロの技です。。
焼き菓子は「気持ちに寄り添うお菓子」
焼き菓子は、主役になりすぎないお菓子となります。
でも、季節の変わり目には、そっと寄り添う存在になります。
冬から春へ。忙しさや入学・卒業・異動。環境が変わる3月。
この時期の焼き菓子は、「元気を出す」より、「無理をしない」ためのもの。
だからこそ、その気持ちに寄り添うちょうどいい味が求められます。
3月の焼き菓子に込めるものとは
春の始まりに焼くお菓子は、少しだけ軽く・少しだけやさしく。
「また明日も食べたい」そう思ってもらえることが重要です。
それが、この季節の焼き菓子の役割です。
まとめ|丁度よさは、季節と一緒に変わる
ただ、焼き菓子の正解は、一つではありません。
季節が変われば、ちょうどよさも変わる。
その変化を感じ取りながら、
今日のお菓子を焼いています。


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