タルトが翌日にしなしなになる原因とは?プロが教える正しい保存と対策

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こんにちは!!阿倍野で、月に数回ケーキ屋・洋菓子屋さんをやっております、パティスリーコンドウです。本日は、タルトをベストな食べ方を発信させていただきます!!

タルトは焼きたてのサクサク食感とクリーム・フルーツのみずみずしさが魅力のスイーツです。しかしながら、翌日に食べようとすると「なんだかタルトの部分がしなしなしてる…」「サクサク感がなくなってる」という経験をした方も多いはずです。
これは、実はタルトというお菓子は、時間が経つほど食感が変わりやすい性質があるスイーツなんです。今回は、翌日しなしなになってしまう理由と保存対策を紹介させていただきます。


目次

1. なぜタルトは翌日に「しなしな」になるのか?

タルトがしんなりする最大の理由は、水分が移動することです。

●フルーツの「水分」が生地へ移る

特にフルーツタルトの場合は、カットした瞬間から果汁が出ます。この水分が少しずつ、クリームを通り、タルト生地へ染み込みます。

●カスタード・クリームの水分量

「カスタードクリーム」、「チーズクリーム」などは水分を多く含みます。生地に触れている部分が時間とともに柔らかくなってしまいます。

●冷蔵保存による湿気

家庭の冷蔵庫は湿度がとても高く、タルト生地が湿気を吸収しやすい環境となります。
湿気 + 水分移動
この2つが合わさって、「サクサク食感」が失われてしまうのです。


2. フルーツタルトは特に「水っぽく」なりやすい理由

フルーツがたっぷりのタルトは、翌日に食感が落ちやすいのには理由があります。

●フルーツはカット後から「水分」が出続ける

いちご・マスカット・キウイなどは特に水分が多く、時間とともに果汁が出ます。

●砂糖をふりかけたり、シロップを塗ると浸透圧で更に水分が出る

「見た目」を美しく保つためにする処理も、時間が経つと水分が多くなる原因になります。

●ナパージュ、ゼリーは水分がある程度防げるが浸透を防げない

ツヤ出しには有効となりますが、完全に水分を止められるわけではないです。


3. プロが実践する「サクサクを守るための仕込み対策」

本当に美味しいタルトは、生地作りの段階から「工夫」されています。

●生地をしっかり焼ききる

生地だけを先に焼き、ここで余分な湿気を飛ばすことで強度が上がります。

●水分量が多すぎない、クリームを使う

カスタードや生クリームは特に湿気を吸いやすいので要注意となります。

プロのタルトが「数時間後もサクッサク」としているのは、最初の仕込みの工夫があるからです。


4. 翌日でも美味しく食べるための保存テクニック

もし翌日も美味しく食べたいなら、次の方法を少し手間ですが試してみてください。

●密閉して湿気を防止して冷蔵庫へ

乾燥や湿気どちらも避けるため、密閉容器がベストとなります。

●フルーツタルトは、基本「当日食べきり」が正解

プロは、なぜ当日販売にこだわるのかですが、
それ「タルトは時間との戦い」 だからです。

2日目のさっくさくはなく、美味しくなくなります。


5. タルトは「当日が一番おいしい」理由

タルトは、サクサクの土台、やわらかなクリーム、みずみずしいフルーツという、性質の異なる素材を組み合わせた非常にデリケートなお菓子です。
だからこそ、素材の食感が一番調和するのは、作った当日に食べることをおすすめします。なんなら、すぐに食べてください。

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