甘いものはなぜ夜に売れるのか?を考察してみた

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お菓子屋をしていると、時間帯にお客様の動きが変わることに多々気づくことがあります。

昼間よりも、むしろ夕方から夜にかけてよく売れることがあります。

仕事帰りの人が立ち寄ったり、夕食の後に食べるスイーツとして選ばれたり。

スーパーやコンビニでも、夜帯になるとチョコレート・生菓子がよく動くと言われています。

では、なぜ甘いものは夜帯に売れやすいのでしょうか。

そこには、人の生活リズム・心理関係が関連しているように思います。

今回は、少し経営の視点も交えながら、
「甘いものと夜の関係」について考察していきたいと思います。


目次

夜は「一日の区切りの時間」となる

一日の中で、夜という時間は少し特別な時間です。

日常の朝はとても忙しく、
昼は仕事・用事で動いていることが多くあります。

一方で夜は、一日の仕事・家事が終わり、
落ち着く時間でもあります。

そのため夜は、「一日の区切り時間」として
自分に小さなご褒美を用意したくなる時間でもあります。

そういった小さなご褒美としての甘いものは、
夜の気持ちと相性の良い食べ物です。

「今日は頑張ったから少し甘いものを食べようかな」
「家に帰ったらスイーツを食べたい」「今日ぐらいは」「頑張ったからな・・・」

そんな気持ちの中で、お菓子が多々選ばれることがあります。


甘いものは「気分を変える食べ物」である

お菓子は、お腹を満たすための「主食・食べ物」ではありません。

お菓子はどちらかというと、

・気分転換
・リラックス
・ちょっとした楽しみ

といった役割・機能を持つことが多い食べ物です。

夜は、一日の疲れを感じる時間でもあります。

仕事・学校、
家事・用事・などなど、多忙で意思決定を進め処理を進めていく中で、

夜にむけて脳のキャパシティーが低下していくのかと考察されます。


そこで、少し甘いものを食べることで、気分が落ち着くこともあります。

そのため夜は、自然と甘いお菓子が選ばれやすくなります。


そして、夜は「自分の時間」となる

もう一つの理由は、夜は「自分の時間」になりやすいことです。

朝や昼は、

・仕事
・学校
・予定

など、その場所の「人に合わせて動く時間」が多くあります。

一方で夜は、どうでしょうか。
自宅で一人または家族でゆっくり過ごす時間になりやすいです。

テレビを見たり、本を読んだり、
スマートフォン・YouTubeを見たり。

そうした時間の中で、飲み物と一緒にお菓子を楽しむことがあります。

甘いものは、そうした「ゆっくりした時間」と相性の良い食べ物でもあります。


夜は「感情で買いやすい時間」である

また、お菓子は、「必要だから買う商品」ではありません。

むしろ、

・美味しそう
・少し食べたい
・なんとなく甘いものが欲しい

といった「感情」で買われることが多い商品です。

昼間は忙しい為、買い物も目的・計画がはっきりしています。

例えば、スーパーでは

・夕飯の材料
・日用品
・必要な食料品

など、
目的をもって買うことが多くなります。

一方で夜は、どうでしょうか。
仕事や学校が終わっている為、気持ちに余裕が出てくるため
衝動的な買い物も起こりやすくなります。

その結果、お菓子が選ばれることも増えてくるのではないでしょうか。


お菓子屋の「売れ方」にも影響する

この夜の特徴は、「お菓子屋の売れ方」にも影響するのではないでしょうか。

例えば、

・夕方から来店が増える
・仕事帰りの時間帯に生菓子・焼き菓子が売れる
・夜にケーキを買う人が増える

といった動きが見られることがあります。

もちろん地域・立地によって違いはありますが、
夜の時間帯は、
甘いものの需要が高まる時間でもあります。

その為、お菓子屋では

・焼きたてを夜の時間に出す
・夜に向けて商品をボリュームを増やし陳列する

といった工夫もあってもいいのではないかでしょうか。




まとめ

甘いものがに売れやすい理由には、

・一日の区切りの時間
・気分転換
・自分の時間
・感情で買いやすい時間

といった要素などが関係しています。

そして、お菓子は、生活に必ず必要なものではありませんが、

お菓子は少し気持ちを和らげたり、
一日の終わりを楽しむきっかけになる食べ物でもあります。

夜の時間に甘いものが選ばれるのは、そういった役割があるからかもしれません。

お菓子の売れ方を見ていると、
人の生活や気持ちの動きが
少し見えてくることもあります。

そう考えると、
お菓子という商品は
単なる食品ではなく、
日常の中の小さな楽しみを作るものなのかもしれません。

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