レモンケーキの型がない時は?別の型で代用する方法

レモンケーキを作ってみたいと思った時に、意外と悩むのが「専用のレモン型がない」ということではないでしょうか。

お店で見かけるレモンケーキは、ころんとしたレモンの形をしていて、グラッセがかかっているものが多いです。そのため、「あの型がないと作れないのでは?」と思われる方もいるかもしれません。

結論からいうと、レモンケーキは専用のレモン型がなくても作れます。

ただし、使う型によって焼き時間や仕上がりの印象は変わります。この記事では、おうちにある型でレモンケーキを作る方法と、きれいに仕上げるためのポイントを、お菓子屋さん目線でご紹介します。

目次

レモンケーキは専用型がなくても作れる?

レモンケーキというと、レモンの形をした専用型で焼くイメージがあると思います。

もちろん、専用のレモン型を使うと、見た目はぐっとお菓子屋さんらしくなります。ころんとした形に焼き上がり、上から黄色いグラッセをかけると、見た目にもかわいいレモンケーキに仕上がります。

ただ、レモンケーキのおいしさは形だけで決まるわけではありません。

大切なのは、生地の焼き加減、レモンの香り、仕上げのグラッセのバランスです。型が違っても、しっとり焼き上げて、レモンの風味をきちんと出せば、おいしいレモンケーキになります。

そのため、初めて作る場合や、まずは家にあるもので試してみたい場合は、無理に専用型を用意しなくても大丈夫です。

レモンケーキの型がない時に代用できる型

レモンケーキの専用型がない場合は、家にある焼き型で代用できます。代表的なものを紹介します。

マフィン型で作る

一番使いやすい代用品は、マフィン型です。

サイズが小さく、ひとつずつ焼けるので、レモンケーキらしい個包装のお菓子にしやすいのが特徴です。丸い形にはなりますが、グラッセをかけると見た目もかわいく仕上がります。

マフィン型で焼く場合は、生地を入れすぎないことが大切です。型いっぱいまで入れると、焼いている間にふくらんで形が崩れやすくなります。目安としては、型の6〜7分目くらいにとどめると焼きやすいです。

焼き時間は、専用のレモン型より少し長くなることがあります。表面だけで判断せず、竹串を刺して生地がついてこないか確認しましょう。

マドレーヌ型で作る

マドレーヌ型も、レモンケーキの代用に向いています。

平たく焼き上がるため、火の通りがよく、焼き時間も比較的短めです。貝殻の形がつくので、レモン型とは違った上品な焼き菓子になります。

ただし、厚みが出にくいため、しっとり感を出したい場合は焼きすぎに注意が必要です。焼き色をつけようとして長く焼きすぎると、少しパサつきやすくなります。

焼き上がった後に、表面へレモン風味のグラッセをかけると、見た目も味もレモンケーキらしくなります。

パウンド型で作る

パウンド型でもレモンケーキは作れます。

ただし、専用型やマフィン型とは仕上がりがかなり変わります。小さなレモンケーキというよりは、レモン風味のパウンドケーキに近い印象になります。

パウンド型で焼く場合は、生地の量が多くなるため、中心まで火が入るのに時間がかかります。表面が焼けていても、中が生焼けになっていることがあるので注意しましょう。

途中で表面の焼き色が強くなりすぎる場合は、アルミホイルをかぶせると焦げを防ぎやすくなります。

焼き上がった後は、全体にグラッセをかけたり、カットしてから上面だけにかけたりすると、レモンケーキらしい仕上がりになります。

アルミカップで作る

100円均一アルミカップも手軽に使える代用品です。

紙カップよりも熱が伝わりやすく、焼き菓子らしい焼き色がつきやすいです。小さめに焼けるので、お子さまと一緒に作る時や、配りやすいお菓子にしたい時にも向いています。

ただし、アルミカップは生地を入れすぎると横に広がったり、形が崩れたりすることがあります。カップを二重にしたり、マフィン型の中に入れて焼いたりすると安定しやすくなります。

型を変える時に気をつけたいこと

型を変える時に一番大切なのは、焼き時間をそのままにしないことです。

同じ生地でも、型の大きさや深さが変わると、火の入り方が変わります。小さい型なら早く焼けますし、大きい型や深い型なら時間がかかります。

レシピに書いてある焼き時間はあくまで目安です。焼き上がりは、竹串を刺して確認しましょう。竹串に生っぽい生地がついてこなければ、中心まで火が入っています。

また、レモンケーキは焼きすぎるとパサつきやすくなります。特に小さい型を使う時は、数分の違いで食感が変わることがあります。

「しっかり焼く」ことは大切ですが、「焼きすぎない」ことも同じくらい大切です。

レモンケーキらしく仕上げるポイント

専用型がなくても、レモンケーキらしく仕上げるポイントがあります。

ひとつ目は、レモンの香りをきちんと出すことです。生地にレモンの皮や果汁を使うと、焼き上がった時に爽やかな香りが出やすくなります。

ふたつ目は、仕上げのグラッセです。

レモンケーキといえば、表面にかかった甘酸っぱい上掛けを思い浮かべる方も多いと思います。白いグラッセも上品ですが、黄色いグラッセにすると、見た目にもレモンらしさが出ます。

グラッセをかける時は、ケーキが熱すぎる状態ではなく、少し冷ましてからかけるのがおすすめです。熱すぎると流れやすく、冷めすぎると表面になじみにくいことがあります。

きれいに仕上げたい場合は、網の上にケーキを置き、上からゆっくりかけると余分なグラッセが落ちて、自然な仕上がりになります。

本格的に作るならレモン型がおすすめ

家にある型でもレモンケーキは作れます。

ただ、見た目までお菓子屋さんらしく仕上げたい場合は、やはり専用のレモン型がおすすめです。

レモン型で焼くと、ころんとした形になり、グラッセをかけた時に立体感が出ます。見た目の印象が大きく変わるので、プレゼントや教室メニューにも向いています。

型があることで、焼き上がりの形がそろいやすくなるのも良いところです。小さな焼き菓子は、形がそろうだけでぐっときれいに見えます。

まとめ

レモンケーキの型がない場合でも、マフィン型、マドレーヌ型、パウンド型、アルミカップなどで代用できます。

大切なのは、型に合わせて生地の量や焼き時間を調整することです。専用型がなくても、レモンの香りやグラッセの仕上げを工夫すれば、おいしいレモンケーキになります。

一方で、レモン型で焼くと、見た目はより本格的になります。ころんとした形に黄色いグラッセをかけると、お菓子屋さんらしい仕上がりになります。

あべのお菓子教室では、専用のレモン型を使って「大人のレモンケーキ」を作ります。

おうちではなかなか使う機会の少ない型や、お菓子屋さんらしい仕上げ方も体験していただけます。黄色いグラッセで仕上げる、爽やかで上品なレモンケーキを一緒に作ってみませんか。

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