ori-kitchenこんにちは!本日は、コンビニの棚設計についてポイントをまとめてみました!!
コンビニに入った時に、
何気なく目にしているお菓子の売り場の棚。
整然と並んだチョコレート菓子・スナック菓子、またレジ横に置かれた小さなお菓子たち。
普段は意識することは少ないですが、この売り場はただ単に商品を並べているわけではありません。
実はそこには、「売れる為の設計と仕組み」がしっかりと組み込まれております。
今回は、コンビニのお菓子売り場の棚がどのように設計されているのか?
経営の視点から考えてみたいと思います。
売り場は単に「商品を売る場所」ではない
まず前提としてですが、
売り場は単に商品を置く場所・棚ではありません。
売り場とは、お客様に商品を選ばせるための空間となります。
どこに何を置くのか、どの順番で目に入るのか。
この設計によって、売上は大きく変わってきます。
コンビニでは、この売り場設計が非常に徹底されています。
ゴールデンゾーンという考え方・見方
コンビニの棚には、「ゴールデンゾーン」と呼ばれる位置があります。
それは、人の目線の高さ(約70cm〜140cm)のことです。
この位置には、
- よく売れる商品
- 利益率の高い商品
- 新商品
が配置されることが多いです。
人は視線の高さにある商品を、無意識に手に取りやすくなります。
コンビニでは、
- 下の段 → 見られにくい
- 上の段 → 手にとる確率が高くなる
という特徴があります。
つまり棚は、商品をどこに置くかで売上が変わる設計になっています。
レジ前「衝動買いゾーン」
コンビニで特に特徴的なのが、レジ前の売り場となります。
ここには、
- チョコレート
- パン
- 新規商品
などが並んでいます。
これは、衝動買いを狙った配置です。
お客様は、レジで会計を待っている間、特にするがありません。
その時間に目に入る商品を見て、「これも買おうかな」と思う。
この流れを作るために、レジ前には小さくて手に取りやすい商品が置かれています。
売場は「動線」で設計されている
コンビニでは、お客様の動き(動線)も計算されていることが多いです。
例えば、
- 入り口から入る
- 飲み物コーナーに向かう
- レジへ進む
この流れの中で、自然とお菓子の棚を通るように設計されています。
つまり、買って欲しい商品・ 見せたい商品を通過させる
という考え方があります。
どれだけ良い商品でも、認知=見てもらえなければ売れません。
その為コンビニでは、「どう通るか」まで含めて設計されております。
商品の並び方にも意味がある
また、棚に並んでいる商品は、ただ種類ごとに分かれているだけではありません。
例えばチョコレートなら、
- 定番商品
- 新商品
- 期間限定・季節商品
といった形で配置されています。
また、
- 有名ブランド
- プライベートブランド
なども、バランスよく並べられていることが多いです。
これは、お客様が選びやすくする為でもあり、
同時に売りたい商品を目立たせるためでもあります。
フェイス数=(見える量)の設計
棚を見ると、同じ商品が複数並んでいることが多いです
これは「フェイス数」と呼ばれます。
フェイス数が多い商品は、
- よく売れる商品
- 売りたい商品
であることが実は多いです。
人は、多く並んでいる商品を見ると、
「人気がある」
「安心できる」
と感じやすくなります。
そのためコンビニでは、
売りたい商品ほど多く見えるように配置されています。
サイズ・価格の設計
コンビニのお菓子は、サイズ・価格にも特徴があります。
- 小さいサイズ
- 100円〜300円程度
この価格帯は、「つい買ってしまう」ラインとなります。
高すぎると考えてしまい、安すぎると満足感が下がります。
その中間で、衝動的に手に取りやすい価格に設定されています。
棚の設計は、こうした価格設計とも連動しています。
お菓子屋の売り場との違い
コンビニとお菓子屋では、売り場の考え方が少し異なります。
コンビニは、
回転率
衝動買い
効率
をとても重視します。
一方でお菓子屋さんは、
世界観
見た目
といった価値も重要になります。
ただし共通しているのは、
売り場の見せ方で売上が変わる
という点です。
売り場は「自由設計」できる
コンビニの棚を見ると、売り場は偶然ではなく、
しっかりと設計されていることが分かります。
- どこに置くか
- どう見えるか
- どう動くか
これらを考えることで、
商品はより売れやすくなります。
まとめ|売れる売り場は作れる
コンビニのお菓子売り場は、
- 目線
- 動線
- 配置
- 価格
色んな要素が組み合わさって設計されています。
お菓子は、作ることも大切ですが、
売り場の見せ方によって売れ方が変わる商品です。
コンビニの売場は、ヒントが詰まった場所でもあります。
もしお菓子屋の売り場を考えるときには、
「この商品をどこに置くか」だけでも意識してみると、
少し違った見え方になるかもしれません。


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