
こんにちわ。
本日は、ブーシェについて解説しますね。

ブーシェとは?
ブーシェ(Bouchée)はフランスを発祥としたパイ菓子の一種です。
小さなカップや皿の形をしたパイ生地に、様々なデザートの具を詰めて焼き上げた菓子です。
名称はフランス語で「一口大」を意味しており、小ぶりで可愛らしいサイズ感が特徴です。
中に詰めるデザートの具には、プディング、マカロン、フルーツ、チョコレートなどが使われます。オープンフェイスにしてクリームを散らしたり、繊細に生地を組んだ籠型に仕上げたりと、飾り付けも凝っています。
パーティー会場でのデザートコーナーに置かれたり、カフェでティータイムに供されることが多く、優雅な雰囲気を醸し出します。
一口サイズなので、複数の種類のブーシェを楽しむこともできます。
ブーシェの魅力
ブーシェ(Bouchée)というパイ菓子の魅力は以下の点があげられます。
・一口サイズなので食べやすく、複数種類を気軽に楽しめる
・パイ生地のサクサク感と具材の味わいのコントラストが楽しめる
・小ぶりで可愛らしい見た目に癒される
・パーティーやティータイムなどでの会話の弾みになる
・高級レストランを思わせる上品な印象
・プディングやフルーツなどおいしいデザート感
・一つひとつ形が整っている職人技の良さが感じられる
・選べるバリエーションの多さ(具の種類、生地の種類など)
・見た目の可愛さと風味の楽しさを兼ね備えている
などです。食べる喜びと癒しを同時に味わえる菓子といえるでしょう。ぜひ一度ブーシェというスイーツをお試しください。
ブーシェのバリエーション
ブーシェ(Bouchée)のバリエーションは非常に豊富です。様々な味と形で楽しむことができます。
■主な生地の種類
・プフパストリー(一般的なパイ生地)
・フィロ生地(春巻きの皮の様な生地)
・酵母生地
・抹茶生地
・チョコレート生地
など
■フィリングの例
・カスタードクリーム
・フレッシュフルーツ
・チョコレートガナッシュ
・抹茶クリーム
・ルバーブジャム
・マロングラッセ
など
■形状のバリエーション
・皿型のオープンフェイス
・籠型や花型などの組み形
・丸型にフタをするタイプ
など
ほかにも地域性を活かしたぶどうや栗などの具材を用いたものや、可愛らしいフォントで名前を入れたオーダーメイドなどのスタイルもあります。

ブーシェの材料
▪️レシピ
冷凍パイシート 1枚
カスタードクリーム
・牛乳 100g
・卵黄 1個
・砂糖 20g
・小麦粉10g
・コーンスターチ 10g
仕上げ
・いちご 1個
・生クリーム 適量
ブーシェの作り方
▪️作り方
①冷凍パイシートを解凍し、直径5cmの丸型に抜く。
②底にはフォークなどで数カ所穴を開けて、上生地は直径2cm程の丸型で中心をくりぬく。
③底生地に薄く水をつけ、上生地を重ねる。
④200度のオーブンで35分焼く。
カスタードクリームを作る
①卵黄に砂糖を加えすり混ぜる。
②白っぽくなったら粉類を入れ、混ぜる。
③牛乳を2〜3回に分け、②に加えて混ぜる。
④600Wの電子レンジで1分30秒かけ、取り出し、
しっかり混ぜる。
⑤再度、1分程レンジにかけ沸騰していればラップをし、氷水で急冷する。
組み立て
①しっかり冷えたクリームをヘラで混ぜ柔らかくする。
②焼き上がった生地の中心を指で押しつぶし、そこにクリームをたっぷり絞る。
③苺を飾り、生クリームを絞る

ブーシェの作り方のポイント
ブーシェを作る際のポイントは以下のようなところです。
・生地を薄く伸ばして型に入れ、均一な厚みにする
- 生地が厚すぎると中が蒸し焼きになりがち
・具材は過剰に入れない
- 詰めすぎると生地の割れや形くずれの原因に
・型の種類を揃える
- 大きさや形をそろえた方が綺麗な盛り付けができる
・焼き加減をみる
- 色付きが均一で、中が空洞にならない程度が理想的
・温度調整を必要に応じて
- 大きな生地と小さな生地は温度、時間を調整
・盛り付け方にもこだわる
- 重ねる、線状に並べるなどアレンジ
・サイズ感を揃える
- 同じ具材でも量のバラつきが出にくい
などです。作りこみが大切な菓子といえますね。練習を重ねてコツをつかむことが大切です。

パイのお菓子を美味しく焼き上げるには温度と時間がポイントです☝🏻
200度のオーブンで予熱し、パイがしっかりと膨らんで表面に焼き色が入ってきたら180度に下げ、全体に色が入るまでしっかりと焼く事が重要です✨
直径15cmくらいのもので40〜50分くらい焼くイメージですね。※オーブンのメーカーや種類で多少変わりますが…
ブーシェと良く合う飲み物
・紅茶(アールグレイ、ダージリンなど)
・コーヒー(カフェオレ、カプチーノなど)
・フルーツティー(ハーブティー、ローズヒップティーなど)
・フレッシュジュース(オレンジ、グレープフルーツ等)
・スパークリングワイン(シャンパン、プロセッコなど)
・カクテル(マティーニ、ベルリーニなど)
ブーシェの華やかな可愛らしさと、落ち着いた雰囲気の飲み物がよく合います。
中でも紅茶は優雅なアフタヌーンティーを思わせる風合いですし、スパークリングワインはお洒落な体験ができる良い組み合わせといえます。


アレンジすると彩り良いですし、
パーティーにも喜ばれますね。
本日もありがとうございました。
Merci beaucoup!!

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