ori-kitchenこんにちは!!前回の続きで、商圏について発信させていただきます!!
前回の記事では、
「誰に売るかは、どこで売るかで決まる」
という話をしました。
ただ、商圏を考えるうえで、
もう一つ、見落とされがちな視点があります。
それが、「時間」です。
同じ場所にある店でも、その時間が変われば、そこに存在する「商圏」はまったく別のものになります。
同じ店でも商圏は一日で何度も「変わる」
例えばですが、住宅街にあるお菓子屋さん。
- 平日の午前中は、
→ 近隣の主婦や高齢者 - 夕方は、
→ 学校帰りの子ども、親子 - 夜は、
→ ほとんど人通りがない
同じ立地・同じ店・同じ商品。
それでも、この時間が違うだけで「来る人」は変わります。
商圏を例えば「半径◯m」で捉えるだけでは、
この変化は実は見えてきません。
平日と休日は「別の商圏」
平日は売れないのに、
休日だけお客様で行列ができる店。
逆に、
平日は売れているのに、
休日は静かなお店。
これは珍しい話ではありません。
平日と休日では、人の動きも目的も財布の開き方も違います。
同じ場所でも、平日商圏と休日商圏は別物となります。
そういった考えた方は、経営判断はしやすくなります。
「営業時間」が商圏を削っていることもある
売上が伸びない「原因」が、商品や接客ではなく、
「営業時間」にあるケースもありえます。
- 来店してほしい人が、来られない時間にお店を開けている
- 一番人がアクティブに動く時間帯にお店を閉めている
こうしたズレがあってしまうと、本来存在するはずの商圏を
自ら切り捨てていることになります。
これは「どこで売るか」だけでなく、
「いつ売っているか」も商圏の一部なのです。
時間をずらすだけで、「商圏は変わる」
商圏を変えようとすると、移転・改装・広告などは大きなコストを想像しがちです。
しかしながら、時間を少しずらすだけで、商圏自身が変わることもあります。
- 開店時間を30分早めてみる
- 閉店時間を1時間遅らせてみる
- 曜日ごとに営業時間を変えてみる
これだけで、「出会うお客さん」が変わる場合もあります。
「売れない時間」を責めない
ついつい売れない時間帯があると、
「この時間はダメだ」と考えてしまいます。
しかし、それは時間帯の問題であり、商品・店の問題ではないことも多いのです。
重要なのは、その時間帯に誰が・どんな目的で動いているのか。
それが自店の商品と合っているかどうかを冷静に見ることです。
商圏は「場所×時間」で考える必要性
ただ商圏は、場所だけで決まるものではありません。
商圏 = 場所 × 時間
この視点を持つだけで、確実に経営の打ち手は増えます。
- 商品構成
- 価格
- 営業時間
- 従業員の配置
すべてが、より現実的に見えてきます。
経営者がやるべきこと
経営者が見るべきなのは、「今日は売れたかどうか」ではなく、
「どの時間帯に、誰が来ているか?」です。
それを言語化できるようになると、経営は「感覚」から「構造」に変わります。
商圏を読むとは、場所と時間の流れを読むことなのです。そういった所も考えながら経営を俯瞰する時間も必要でしょう。


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