ケーキ屋を開業するための必要資金について②

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こんにちは!!
本日は、ケーキ屋を開業するための必要資金について、発信させていただきます!!

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目次

店舗開設に伴う具体的な費用

内装工事の相場とポイント

店舗の内装工事の費用は、業態・立地・施工内容によって大きく異なりますが、
お菓子屋さんの場合、坪単価で約15〜30万円前後が目安になります。

  • 15〜20万円/坪: シンプルなデザインや装飾なし、必要最低限の工事案件
  • 20〜30万円/坪: デザイン性を意識した空間、ショーケース・備品設置想定あり
  • 30万円以上/坪: 高級感、ブランドイメージを重視した仕様感

例えばになりますが、仮に10坪(約33㎡)の店舗を持つ場合、内装工事だけで150万〜300万円程度は見込みをつけた方がいいです。

また、スケルトンでしたら上記金額より高くなります。

以下、高くなるポイントをまとめてます。

■ スケルトン物件でコストがかかるポイント

  1. 床、壁、天井の基礎工事(コンクリートがむき出ししている状態から仕上げる必要あり)
  2. 電気、水道、ガス工事(新設の設備・配管の延長などが必要あり)
  3. 排水、グリストラップの設置(食品業であれば保険所の許可を取るために必須です※都道府県によって条件が違います)
  4. 厨房設備の導入(オーブン、ミキサー、冷蔵庫、作業台などの費用)

スケルトンですと金額が跳ね上がりますので、節約することも視野に入れたほうが、初期費用が大きくならないです。

■ 節約のポイント

補助金(例:小規模事業者持続化補助金)の活用

②中古の厨房機器を活用

③DIYで、一部内装を自分で仕上げる

内装業者の相見積もりを取り安い業者を選定する

設備投資の必要性と選び方

■ なぜ設備投資が重要なのか?

お菓子づくりは、「安定した製造」・「衛生管理」が求められます。
そのため、家庭用の道具・備品では、限界があります。

たとえば…

  • 家庭用オーブンでお菓子作りすると 、 焼きムラ・温度不足でロスが発生する
  • 一般冷蔵庫 だと、 湿度管理ができず、仕上がり状態が不安定になる
  • 作業台が低いと、 腰を痛めたり・導線の効率が悪くなり時間のロスが発生する

このように、「安さ」・「家にあるもので何とかする…」では、コスト増・品質低下につながることも懸念されます。

■ 設備投資の目安金額

お菓子屋さんに必要な主な設備は以下の通りです。

設備名目的新品価格(目安)
業務用オーブン焼成50万〜100万円以上
冷蔵のショーケース商品ディスプレイ・保存30万〜100万円
卓上ミキサー生地やクリーム作り10万〜30万円
業務用冷凍冷蔵庫材料、仕込みの保存20万〜80万円
作業台、シンク作業効率、衛生管理10万〜50万

すべて新品で揃えると、最低でも200万〜500万円以上は必要になります。

■ 設備選びの3つのポイント

① 「売上」に見合った規模で購入する

最初から「業務用フルセット」にする必要はないです
商品が1日何個売れるか? に応じて、必要最小限からスタートするのが安全な道のりとなります

② 中古の設備・リースも活用

厨房機器は中古市場も豊富となります。信頼できる業者から購入すれば、状態の良い設備用品を安く手に入れられます
合わせて、初期費用を抑えたい場合は、リース契約も検討の価値あります

③ 設置スペース・搬入経路に注意

設備のサイズによっては搬入ができない、設置できないことも。
事前に図面と照らし合わせて確認しましょう。

■ 最後に:設備投資は[未来への先行投資]となりますが・・

良い設備は、商品の品質の安定、作業効率の向上や売上アップにつながります
しかしながら、予算オーバーは、避けた方がいいです。運営資金以外に手持ちのお金はあった方がいいです。購入する場合、「優先順位・必要なものから順にする」「補助金も活用しながら拡大する」のがベストです。

開業前の一歩一歩が、やりたい理想のお菓子屋づくりにつながります。

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今回は、これまでとなります!!
引き続き、発信させていただきますので、ご確認お願いいたします!!


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