
こんにちは!!
本日は、ケーキ屋を開業するための必要資金について、発信させていただきます!!
店舗開設に伴う具体的な費用
内装工事の相場とポイント
店舗の内装工事の費用は、業態・立地・施工内容によって大きく異なりますが、
お菓子屋さんの場合、坪単価で約15〜30万円前後が目安になります。
- 15〜20万円/坪: シンプルなデザインや装飾なし、必要最低限の工事案件
- 20〜30万円/坪: デザイン性を意識した空間、ショーケース・備品設置想定あり
- 30万円以上/坪: 高級感、ブランドイメージを重視した仕様感
例えばになりますが、仮に10坪(約33㎡)の店舗を持つ場合、内装工事だけで150万〜300万円程度は見込みをつけた方がいいです。
また、スケルトンでしたら上記金額より高くなります。
以下、高くなるポイントをまとめてます。
■ スケルトン物件でコストがかかるポイント
- 床、壁、天井の基礎工事(コンクリートがむき出ししている状態から仕上げる必要あり)
- 電気、水道、ガス工事(新設の設備・配管の延長などが必要あり)
- 排水、グリストラップの設置(食品業であれば保険所の許可を取るために必須です※都道府県によって条件が違います)
- 厨房設備の導入(オーブン、ミキサー、冷蔵庫、作業台などの費用)
スケルトンですと金額が跳ね上がりますので、節約することも視野に入れたほうが、初期費用が大きくならないです。
■ 節約のポイント
①補助金(例:小規模事業者持続化補助金)の活用
②中古の厨房機器を活用
③DIYで、一部内装を自分で仕上げる
④内装業者の相見積もりを取り安い業者を選定する
設備投資の必要性と選び方
■ なぜ設備投資が重要なのか?
お菓子づくりは、「安定した製造」・「衛生管理」が求められます。
そのため、家庭用の道具・備品では、限界があります。
たとえば…
- 家庭用オーブンでお菓子作りすると 、 焼きムラ・温度不足でロスが発生する
- 一般冷蔵庫 だと、 湿度管理ができず、仕上がり状態が不安定になる
- 作業台が低いと、 腰を痛めたり・導線の効率が悪くなり時間のロスが発生する
このように、「安さ」・「家にあるもので何とかする…」では、コスト増・品質低下につながることも懸念されます。
■ 設備投資の目安金額
お菓子屋さんに必要な主な設備は以下の通りです。
設備名 | 目的 | 新品価格(目安) |
---|---|---|
業務用オーブン | 焼成 | 50万〜100万円以上 |
冷蔵のショーケース | 商品ディスプレイ・保存 | 30万〜100万円 |
卓上ミキサー | 生地やクリーム作り | 10万〜30万円 |
業務用冷凍冷蔵庫 | 材料、仕込みの保存 | 20万〜80万円 |
作業台、シンク | 作業効率、衛生管理 | 10万〜50万 |
すべて新品で揃えると、最低でも200万〜500万円以上は必要になります。
■ 設備選びの3つのポイント
① 「売上」に見合った規模で購入する
最初から「業務用フルセット」にする必要はないです
商品が1日何個売れるか? に応じて、必要最小限からスタートするのが安全な道のりとなります
② 中古の設備・リースも活用
厨房機器は中古市場も豊富となります。信頼できる業者から購入すれば、状態の良い設備用品を安く手に入れられます
合わせて、初期費用を抑えたい場合は、リース契約も検討の価値あります
③ 設置スペース・搬入経路に注意
設備のサイズによっては搬入ができない、設置できないことも。
事前に図面と照らし合わせて確認しましょう。
■ 最後に:設備投資は[未来への先行投資]となりますが・・
良い設備は、商品の品質の安定、作業効率の向上や売上アップにつながります
しかしながら、予算オーバーは、避けた方がいいです。運営資金以外に手持ちのお金はあった方がいいです。購入する場合、「優先順位・必要なものから順にする」「補助金も活用しながら拡大する」のがベストです。
開業前の一歩一歩が、やりたい理想のお菓子屋づくりにつながります。



今回は、これまでとなります!!
引き続き、発信させていただきますので、ご確認お願いいたします!!
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